男飯、雑感、記まぐれ

毎晩、晩飯を作っています。2018年10月中旬、くも膜下出血になって休職して、あーだこーだなって失業者。それでも陶器は造ってます。

第二発見者

こんな時にはどうすればいいのか?と反省ながらに自問自答しています。

実は私はぼぼ毎朝通勤途中のどこかで15〜20分間程ですがその日の歩数を稼ぐ為に歩いています。
2〜3000歩でしょうかね。



こんな道です。

愛知用水沿いの道で散歩に利用してる人は多いみたいです。

歩き出して50m位先に犬を連れた人が電話で話していました。
足元には犬と荷物みたいなものがありました。
遠目からは荷物のように見えただけで、近づくにつれて靴裏が見え、それが人である事がわかりました。


人が倒れていたのです。犬の散歩をしていて具合が悪くなって座り込むようにしてゆっくり倒れ込んでいったとの事でした。

電話で話していた方が、第一発見者で救急車を呼んでいる最中だった場面だったのです。


急に目の前に展開されたこの状態に僕は何をしたらいいのかわからなかったです。

倒れた人は70代のおじいさんでした。犬紐を手首に結んでいたみたいだったので、おじいさんの犬は無邪気に散歩しようと前に進もうとしておじいさんの腕を引っ張り続けていました。

それからすぐに第三の遭遇者となる犬を連れた老夫婦がやってきました。

倒れている人とはこの散歩道で行き合う顔見知りでした。犬同士も知り合いみたいでした。

たがいに素性は知らないようでしたが、すぐ側にあるマンションに住んでいる所まで知っているとの事でした。

その老夫婦がおじいさんに話しかけると、意外とはっきりした調子で返事がありました。

すぐに救急車も到着し、救急隊員の質問にもはっきりと返答していたので、少し安心しました。


倒れ込んで行く様子等が、わかったのは言葉がしっかりと聞き取れる程であったからです。

私はその場で何も出来なかったです。おじいさんの犬紐を代理に持っていた事とおじいさんが起こして欲しいと言った事に身体の様子がわからないから勝手に起きない方がいいですよ。救急隊員がすぐに来ますから、もう少しお待ちくださいねの一言だけでした。




救急隊員が到着して、ある程度は状態が落ち着き犬も老夫婦が自分達の犬と少しなら預かるから大丈夫と言ってみえていました。


家族にも連絡がとれそうな状況になりつつあったので、

私はその場を後にしました。




そういう時は本当にどうすればよかったのか?
と思い返してしまいました。