男飯、雑感、記まぐれ

毎晩、晩飯を作っています。2018年10月中旬、くも膜下出血になって休職して、あーだこーだなって失業者。それでも陶器は造ってます。

陶、、、少しの粘土

この粘土は名古屋市天白区で採取しました。

街の中で宅地造成している一画に層がありました。敷地内に入ることはできませんでしたので
、道際に転がっていた大きめな塊を拾って持ち帰ったものです。

これを水に戻せばそのまま使えそうです。草の根が多少混じってますが、まあ、そのままやっちゃいます。

粘りが強く、粒子も細かい感じのようです。

加藤唐九郎の逸話の中で、粘土を食ってその粘土が陶土として使えるのか、焼成の時の高温に耐えられるのかを判断したという話があったかと思います。

こちらに越して来た初めの頃に聴いた話なんで
、スゴイもんだと感心したのを覚えています。

それならば、それをパクッて真似ていました。案の定、ザラザラ、ジャリジャリでわかる訳がありません。今でも(笑)。

口に含んで気付いた事は整腸剤のビヨヘルミンの味に似ている粘土がある、ということです。

意味は無いと思いますけれど、腸にはいいかも。
と、友達に自慢げに話した時、お腹には悪いから止めなさい、注意されました。

でも、この味はもしかするとカオリンという粘土の味かもって一人思ったりしています。


乾燥している粘土を水に入れると溶ける物と溶けない物があったりします。溶ける粘土は耐火度があると言う話も聞いた事があり、信憑性がありそうです。判断材料にはしています。

以前拾った溶けなかった粘土をテストで焼いたら、1200度には耐えられず形も留めず溶けてしまっていました。

逆に言うと調合すれば、釉薬の原料になるという事になります。



話が逸れましたが、
この天白粘土は水に入れるとホロホロと溶け崩れました。
最終的には焼かなければ判らない事ですが。

次回の焼成で焼く為に

作りました。

今後も少量でもこうやって拾って作りましょう

今までは繰り返し採取できる土しか採取しなかったですが、一期一会とある様に少しの量の粘土も拾い集めて焼いてみたいなぁって思っていました。
面白そうなので。


寒くなりました。
当然ですが、

暖を取りながら。

もっと色々思い付きを探して楽しみたいなと思っています。