男飯、雑感、記まぐれ

毎晩、晩飯を作っています。2018年10月中旬、くも膜下出血になって休職して、あーだこーだなって失業者。それでも陶器は造ってます。

お帰り 寅さん

男はつらいよ 第50作 お帰り寅さん」

新作が冬に公開される事を今知った。


とっても嬉しかった。

YouTubeで予告編を観てそれだけで、ウルッとしてしまった。


今作の主人公は甥の光男である。光男は吉岡秀隆さんが演じている。子どもの頃から光男を演じている。


私がこの「男はつらいよ」を好きになったのは20代の頃だった。

その頃の新作は(ぼくの伯父さん)というサブタイトルの作品で、42作目だった。新作として初めて映画館で観た。これ以降は全て映画館。

渥美清さんが病気や歳で今までの様になかなか一人主演が難しくなってきた頃で、甥の光男が物語の中心になり、寅さんはアドバイザー的な役回りになっていった。

その後の43作以降もそんな物語で光男が主役的だった。48作目が遺作となり、49作目が生前の映像を散りばめた特別編として公開された。

49作は1997年の作品。


映画好きな友達がいた。

その頃私自身もほぼ毎週末に映画を観に行っていたので、何の映画でも観ていた。ぴあは必ず買ってチェックしていた状態だった。

だから、その友達とも映画の話は尽きなかった

でも、その友人は私の上を行っていて、マジに詳しかった。
男はつらいよ は私の映画候補には無かったのだが、彼の力説から関心を持ち、名画座での徹夜公開を観に行ったのが初でどっぷりハマった。

ワンパターンのストーリーではある。
滑稽な中に哀しみや孤独がしんみり漂い、日本の美しい景色が重なる。
そして優しい気持ちになれる。

全てがバイブルになってしまった。

寅さんは渥美清さんは私の中の英雄の一人だ。

だから、過去の作品のほとんどはレンタルビデオで観た。
当時は船橋市に住んでいたので、柴又へは行きやすく何度か遊びに行った。帝釈天や団子屋さんへも行ってお参りしたり、食べてみたりした。
確か駅前には寅さんの像が立っていた。

寅さん記念館も今ではあるみたいだ。機会を見つけて訪ねてみたいな。



予告編を観てから、外へでてみた。

寅さんの事を思い浮かべて夜空を

撮影した。


とってもとっても楽しみで、必ず映画館で観る




今年は秋から楽しみな映画が他にもある。
銀河英雄伝説 die neue these 2ndシーズンの3部作もある。

映画代は1800円だから、前売り券を買った方が良さそうだ。