男飯、雑感、記まぐれ

毎晩、晩飯を作っています。2018年10月中旬、くも膜下出血になって休職して、あーだこーだなって失業者。それでも陶器は造ってます。

やれやれ

始めの一歩跳んだ。と子供の頃に達磨さんが転んだ。の遊びが好きで近所の友達とよくやった。楽しかった思い出がある。



漸く、私も一歩を踏み出したかも知れない。


去年の秋、借りていた瀬戸の工房が取り壊され宅地となる事から、出て行くことが決まった。長年借りていた場所の為、物が増えに増えこの物をどのようにし、何処へ新たに拠点を設けるべきか、と途方に暮れた。その話が出たのが7月で9月いっぱい迄にと。



毎日曜日には不動産巡り、ネットでの情報収集。
有休を活用し、物の整理、粗大ゴミの処分、産廃処理と最大限に頑張った。


何とか工房が決まり、引っ越しも済ませ、窯の仮移動まで10月初旬に完了。



さらに色々あり窯の移動、再設置が4月。



そして、グタグタと怠けたく虚ろに過ごしていた。
始めの一歩が跳べない、粘土に触りたくない。だった。





拍子なのかもしれないけれど、やれる事がしたいと思い、久しぶりに形にした。

半年以上ぶりだ。


半歩ほどでも跳んでみます。



萩焼人間国宝だった方が、駄目でも自分の物を作れと書いてあった事を思い出す。


木山捷平囲碁に言う駄目も目なりという一文がよみがえる。


明日はもう少し恥ずかしさを超えたい。